競合ベンチマーク調査パッケージプラン:サービス紹介【資料あり】
更新日:2023.07.07
梅川 啓
2020年にエモーションテックに参画。
CXコンサルタント、事業企画部門を経て、2022年末
よりマーケティングチームに従事。
目次
競合ベンチマーク調査パッケージとは?
競合ベンチマーク調査パッケージとは、弊社がGMOリサーチと共同で提供している「競合調査」のためのプランです。
「すでに競合調査を行っているが、調査結果を活かしきれなかった」
「初めて競合調査を行うため、どうやって調査の設計をしたらいいか知りたい」
新しいサービスや事業を展開させる際に欠かせない競合調査ですが、このようなお悩みを持つ方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回は、これらの悩みを解決する競合ベンチマーク調査パッケージをご紹介します。
顧客体験の競合調査で、価値あるサービス提供のためのポイントを探る
「競合ベンチマーク調査パッケージ」では、自社と競合他社のNPSスコアをはじめとする「顧客ロイヤルティ」に関する指標を調査することができます。
NPSスコアをベンチマーク企業と比較することで、自社の顧客ロイヤルティは他社と比べてどの程度優位性があるのか、あるいは劣勢であるのかなどのポジショニングが把握できます。またあわせて顧客体験に対する評価を取得しておくことで、自社の強み・弱みがどこにあるのか、各社の特徴はどこなのかを捉え、何を自社の伸ばすべきポイントとして捉えるのかを顧客の声から判断することができます。
本プランでは、特許を取得している独自の分析手法と、国内500社以上のCXM支援を行ってきた実績から、サービスの認知から利用〜継続までの一連の顧客体験(CX)と顧客の本音を調査・分析します。
貴社の価値あるサービス提供のために、競合他社よりも優位な点や改善すべきポイントを洗い出し、次回のアクションプランへと繋がる分析結果を提供します。
競合ベンチマーク調査によくある課題
①収集したデータを戦略へ活かしきれない
よくある失敗として挙げられるのが「収集したデータを活かしきれず、単に情報を集めただけになってしまった」というものです。
調査する目的は新商品のリブランディングのための調査でしょうか、それともHPの改善でしょうか。
調査目的を明確にすることで、自社の戦略に活かせる有益なデータを手に入れることができます。
②設問設計や分析の手法の選定に時間がかかる
一般に、競合分析を行うためには多くの時間と費用がかかります。調査の目的によって、調査・分析の手法が異なります。
正しく戦略設計を行うためには、専門家に相談するのも一つの手でしょう。
③必要な回答数を確保することが難しいケースもある
競合調査では「消費者パネル調査」という定量的な手法がよく使われますが、回答数(サンプル数)が少なすぎる場合や調査対象の属性の偏りによって、分析結果の信頼性が担保できない可能性があります。
BtoBサービスなど利用者が少ないサービスを提供している場合には、自社のみで必要回答数を集めることは難しく、調査会社に依頼するなどの工夫が必要です。
エモーションテックの「競合ベンチマーク調査」紹介
パッケージの特徴
1 日本国内最大級の消費者パネルでリサーチが可能
GMOリサーチとの連携により国内最大級のリサーチ用パネル「JAPAN CLOUD PANEL」が利用可能。サンプル数を担保し、偏りの少ない母集団で調査をすることができます。
2 専任のコンサルタントによるワンストップ支援
専任担当者が貴社にヒアリングを行い、最適な質問を設計、レポートご報告会までワンストップで対応いたします。システムへの質問設定も当社が行いますので、貴社の労力は最小限に抑えられます。
3 視覚的に強み・弱みが分かる調査レポートの作成
調査した結果を当社アナリストチームが分析し、貴社サービスの強化・改善に活用できるポイントが詰まったレポートを作成します。
以下の図は、弊社が分析レポートとして提供しているカスタマージャーニーマップと呼ばれるレポートです。
青の線が「顧客が重要視するポイント」、赤の線は「実際に顧客が良いと感じているかどうか」を表しています。
オレンジ色で示される2つの線の差を見ると、サービスやブランドにおける達成すべきポイントと現状とのギャップが分かります。
このような分析レポートによって顧客体験を可視化することは、マーケティング戦略の優先順位付けに役立ちます。
提供内容(納品物)
・回答ローデータ
・分析レポート
競合ベンチマーク調査パッケージの活用例
「競合ベンチマーク調査パッケージ」の強みは、顧客ロイヤルティ状況を競合他社と比較することで、自社が顧客に選ばれている理由を明らかにする点にあります。
競合調査を行う目的やデータの活用方法は多くありますが、ここでは主な活用例を3つご紹介いたします。
活用例1. 適切な投資判断の実行
自社・競合他社を含めた業界全体の状況と市場のニーズを把握することで、新商品の開発や機能/設備改修の投資優先順位を検討する参考材料となります。
活用例2. カスタマーサービスの運用オペレーション改善
各社の顧客体験の評価を比較し、改善すべきオペレーションを明らかにします。
市場において優位性のあるサービスを特定し優先的に提供することで、顧客ロイヤルティの強化に繋げます。
活用例3. 競合他社との比較による、ターゲットやマーティングの方向性の見直し
競合他社との差別化ポイントや、自社が提供できる付加価値を発見することで、マーケティング戦略の方向性の見直しに役立ちます。
「誰のニーズに応えるか」は事業設計、マーケティングにおいて重要です。ターゲット顧客層の比較により、ターゲットの見直しを行い、自社サービスの優位性を高めることができます。
活用例4. 顧客体験マネジメントを進めていく1stステップ
これから企業として顧客に向き合っていくための体制や枠組みを作っていくにあたって、まず1stステップとして競合他社と比較して自社の顧客ロイヤルティ状況と強み・弱みを把握します。まずベンチマーク企業とのポジショニングを捉えることで客観的な評価を得ることができ、自社の顧客にどう向き合うべきかの示唆を得ることができます。
最後に
今回は、競合調査にご活用いただける調査プランをご紹介しました。
競合調査でいかに信頼できる分析を行えるかどうかが、企業の将来を左右する重要な要因となります。
エモーションテックでは、分析のノウハウやスキルを持ったアナリストとコンサルタントが貴社の戦略成功のために伴走いたします。
また、調査に必要なサンプル数の確保や分析手法についてご相談したいという方も、お気軽にお問合せください。
パッケージに関する詳細を資料でご確認いただけます
本サービスの詳細な内容、料金については、以下のサービス資料にてご確認いただけます。
ぜひご覧ください。
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